匠の技術継承_型挽き04

匠の技術 継承支援事業(双型)②型挽き

前回に引き続き、「匠の技術 継承支援事業」の鉄瓶制作についてです。

今回は、前回作成した木型を使って型を挽いていきます。

匠の技術継承_木型2
前回作成した木型。

匠の技術継承_型挽き01
地型(鉄製の型枠)の中心に木型をセットします。

匠の技術継承_型挽き02
地型の中に荒真土(あらまね・砂と粘土を混ぜたもの)を入れ、木型を回して形を整えていきます。

匠の技術継承_型挽き03
ある程度整ったら、次は中真土(なかまね・荒真土に細かい砂を加えたもの)で型を挽いていきます。

匠の技術継承_型挽き04
最後に、仕上真土(しあげまね・中真土よりもさらに細かい真土)で型を挽きます。

匠の技術継承_型挽き05
挽きあがった型。

匠の技術継承_型挽き06
今回は新たに作成した木型なので、形状を確認するため型に石膏を流しました。
この石膏をもとに、木型を修正したり、鉄瓶の注ぎ口や鐶付の形を検討したりします。

今回は石膏で形状を確認するために型を挽きました。
次回以降は、再度型を挽き直し、そこにヘラで模様を入れていきます。

 

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