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伝統と技術を活かすものづくり
富山県高岡市は慶長14年(1609年)、二代目加賀藩主前田利長により町が開かれました。
高岡市の伝統産業である鋳物の技術は、開町以来400年にわたり今日まで受け継がれています。
般若鋳造所は明治3年(1870年)にこの高岡の地で鋳物造りを始め、かつては鍋や火鉢などの生活用品、近年では茶道具を中心に銅器・鉄器の製造を手掛けてきました。
創業以来受け継いできた伝統と技術を活かし、これからも日々の暮らしを豊かにするものづくりを行ってまいります。
金属の個性を楽しむ
金属には個性があります。硬さ、色、溶ける温度など、金属ごとに性質が異なります。
鋳物風鈴はその個性を活かし、楽しんでいただけるよう造った風鈴です。
風鈴の形は同じ。しかし金属の個性が、風合いや音色にはっきりと表れています。
ラインナップは真鍮、鉄、軽銀(アルミ)。
あえて着色は施さず、素のままの存在感を活かしました。
風合いや音色を手に取って、聴いて、五感で比べ、その違いをお楽しみください。
真鍮風鈴
鋳物風鈴-真鍮
銅と亜鉛の合金である真鍮は、仏具や五円玉などに使われる意外と身近な金属。
「黄銅」という別名の通り、黄みがかった華やかな色合いが目を引きます。
その音色は柔らかく響きがあり、落ち着きを与えてくれます。
鉄風鈴
鋳物風鈴-鉄
身の回りの様々なところに使われ、金属の代表ともいえる鉄。
着色を施さないことでかえって存在感が際立ち、鉄本来の魅力が強く感じられる風鈴に仕上がりました。
鉄の無骨な質感と高く澄んだ音色は、シンプルながら飽きのこない味わい深さがあります。
軽銀風鈴
鋳物風鈴-軽銀(アルミ)
軽銀とはアルミのこと。銀に似た外見と、比重が鉄の3分の1程度という軽さがその由来です。
実際に手に取ってみると、アルミの特徴的な個性である軽さがはっきりと実感できます。
音色もやはり軽やかで、アルミの質感と相まって涼しげな印象を与えます。