匠の技術 継承支援事業(双型)⑦金吹き

前回に引き続き、「匠の技術 継承支援事業」の鉄瓶制作についてです。
今回は金吹きです。前回までに作成した鋳型に、溶かした鉄を流し込みます。

外型に中子をおさめます。

中子をおさめたら、鉄瓶の底の部分になる外型をかぶせます。

鉄を炉で溶かし、湯(溶けた金属)を取鍋に移します。
流し込む鉄の温度は約1500℃です。

流した金属が固まったら型をばらします。

中子の砂を落として、湯口を切った状態の鉄瓶。
こちらの鉄瓶はヘラ押しで模様を入れたものです。


こちらの鉄瓶はヘラ押しをせず肌を付けてあります。

この後バリを取ったり細かい部分を仕上げて漆で着色します。
次回は仕上げと着色についてです。
次回で鉄瓶が完成となります。

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