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先日、ご注文いただいた銀瓶の鋳造を行いました。
銀の溶解中。
金属が溶けて十分に温度が上がったら鋳込みます。
今回は約1050℃。
坩堝(るつぼ)から取鍋(とりべ)に移します。
銀瓶の鋳型に金属を流します。
こちらの小さな鋳型は銀瓶の蓋や弦。
流した金属が固まったら鋳型をばらします。
バラシの途中。
銀瓶の下側の部分が見えています。
型をばらして、鋳物の表面についた砂や中子を落としたところ。
銀瓶。 群鶴文真形鉄瓶と松竹梅文鉄瓶の銀バージョン。
鋳込みの際に溶けた金属を流し込んだ湯口やバリがまだ付いたままの状態です。
銀瓶の蓋。
銀瓶の弦。
左の小さな丸い鋳物は、鉄瓶の蓋の摘みです。 真ん中の湯道から切り離し、丸い部分だけが品物になります。
この後、鋳物の湯口を切断したりバリを取ったりと仕上げを行います。
今回鋳造した銀瓶の仕上げは実は既に完了していますので、近日中に写真を撮ってアップしたいと思います。