09_鋳物_20180604銀瓶

銀瓶の鋳造

先日、ご注文いただいた銀瓶の鋳造を行いました。

01_溶解_20180604銀瓶

銀の溶解中。

02_注湯_20180604銀瓶

金属が溶けて十分に温度が上がったら鋳込みます。

今回は約1050℃。

03_注湯_20180604銀瓶

坩堝(るつぼ)から取鍋(とりべ)に移します。

04_注湯_20180604銀瓶

銀瓶の鋳型に金属を流します。

05_注湯_20180604銀瓶

こちらの小さな鋳型は銀瓶の蓋や弦。

06_バラシ_20180604銀瓶

流した金属が固まったら鋳型をばらします。

07_バラシ_20180604銀瓶

バラシの途中。

銀瓶の下側の部分が見えています。

08_鋳物_20180604銀瓶

型をばらして、鋳物の表面についた砂や中子を落としたところ。

09_鋳物_20180604銀瓶

銀瓶。
群鶴文真形鉄瓶松竹梅文鉄瓶の銀バージョン。

鋳込みの際に溶けた金属を流し込んだ湯口やバリがまだ付いたままの状態です。

10_鋳物_20180604銀瓶

銀瓶の蓋。

11_鋳物_20180604銀瓶

銀瓶の弦。

左の小さな丸い鋳物は、鉄瓶の蓋の摘みです。
真ん中の湯道から切り離し、丸い部分だけが品物になります。

この後、鋳物の湯口を切断したりバリを取ったりと仕上げを行います。

今回鋳造した銀瓶の仕上げは実は既に完了していますので、近日中に写真を撮ってアップしたいと思います。

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