金寿堂平万代屋鉄瓶_修理前_01

修理事例ご紹介3 金寿堂平万代屋鉄瓶(焼抜き、蓋修理)

今回もホームページ経由でいただいた修理依頼のうち、お客様から掲載の許可をいただいた修理事例をご紹介していきたいと思います。

釜・鉄瓶の修理についてはこちらの記事をご覧ください。
茶の湯釜・鉄瓶の修理に関する記事

今回ご紹介するのは、神奈川県の方からご依頼いただいた鉄瓶の修理事例です。
ご依頼いただいた方がご両親から受け継いだもので、おそらく昭和初期頃まで使われていたのではないかとのことです。
インテリアとして部屋に飾りたいので、錆を落としてきれいにしてほしいとのご依頼でした。

修理前

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鉄瓶本体は内側・外側とも錆が出ていますので、錆を落として焼抜き(錆止め)の処理を行います。
蓋は緑青が強く出ているので、まずは緑青を落とす必要があります。緑青の下の蓋は着色されていますが、その着色も落として再度色を付け直すと新品のような雰囲気になってしまうので、色は落とさず時代感を残すよう仕上げることにしました。あわせて、蓋の摘みも傾いているので付け直します。

修理後

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本体は錆を落として焼抜きした後、小さな水漏れは鉄漆で直し、内側・外側とも色を付け直しました。
蓋は緑青を落とし、色揚げをしました。緑青を落とした後、軽く煮色の液につけてから燻しました。

今回のご依頼は、インテリアとして飾るために見た目をきれいにしてほしいので実際に使えなくてもよいとのことでしたが、大きな割れもなく修理後は問題なく使える状態になりました。

釜や鉄瓶などの鉄器、風炉などの銅器の修理でお困りの際はぜひご相談ください!
御見積りは無料です。

こちらのお問い合わせフォームまたはメール、FAX(0766-23-8550)でご連絡ください。

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